『アメリカン・スナイパー』(原題: American Sniper)は、アメリカ合衆国で製作され
2014年に公開された伝記映画である。

原作はイラク戦争に4度従軍したクリス・カイルが著した自伝
『ネイビー・シールズ最強の狙撃手(英語版)』
(原題: American Sniper: The Autobiography of the Most Lethal Sniper in U.S. Military History)
で、脚色はジェイソン・ホール(英語版)が行った。
監督はクリント・イーストウッドで、ブラッドリー・クーパーが主演を務める。
(wikipediaより)

クリス・カイルと言う男がいました。
彼がどんな人間だったのか、どう生きたのか。
それを追体験するような映画です。

この映画は全体的にBGMが少なく、静寂の中に進みます。
それがよりスナイパーらしさを私は感じました。

彼について検索すればすぐにわかる事ですが、彼は既に亡くなっています。
イラク戦争に4度従軍しながらも生還した彼は、退役軍人の凶弾によって亡くなりました。
これらの事実も、とてもアメリカらしいな、と思います。

この映画は見る人によって大きく感想は違うでしょう。
どこの国の人間かによっても、大変大きく違うでしょう。

この映画はとても静かです。
現実では発砲音や爆発音は相当大きな音でしょう。
場面を盛り上げるBGMも無ければ、いかにもと言ったSEもありません。

これはそう言う、ある男の記録です。
勿論映画の形をとっていますから、幾らかの演出やフィクションを含みますけど。

面白いとか面白くないという類の映画ではなく、重いドキュメンタリーの類です。
私は嫌いではありませんでしたが、もう一度見たいかと聞かれれば
「重過ぎるので、しばらくは勘弁してください」と言うのが本音です。

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